腰椎部の構造

腰部の機能障害

腰椎の特徴

腰部に位置する5個の椎骨からなり、上からは体重を、下からは床からの反力を受ける部位であるため大きな作りをしています。

脊椎の基本構造

椎骨の基本構造は前方の椎体とその後方の椎弓からなり椎孔を作ります。
またこの椎孔は上下に連なり脊柱管を構成し、脊髄を保護しています。

【椎骨の基本構造】
椎骨
椎弓
棘突起×1
横突起×2
上関節突起×2
下関節突起×2

腰椎の構造

腰椎では基本構造の横突起にあたる部分は肋骨が退化した【肋骨突起】と呼ばれ、【副突起】【乳頭突起】と呼ばれる部分が本来の横突起に相当するとされています。

【腰椎の構造】
椎骨
椎弓
棘突起×1
肋骨突起×2
副突起×2
乳頭突起×2
上関節突起×2
下関節突起×2

【椎間関節】
上下の関節突起が連結

【椎間孔】
上・下椎切痕からなり脊髄神経が通過

腰椎の前弯

脊柱にはヒト特有のS字カーブが存在しますが、特に腰椎に前弯が存在するのも基本的にヒトのみと言われています。

四足獣はもちろんヒトに近い霊長類も腰椎に前弯はまだありません。
また腰椎の横突起は椎体に連結しています。

直立二足歩行を行うヒトにおいては腰椎に前弯が出現し、重力下での荷重分散能が向上しています。
また腰椎の横突起は椎弓に連結し、霊長類に比べて背側に移動しています。

腰椎の横突起は背側へ移動したことで脊柱の伸展に必要なテコの長さが増し、腰椎の前弯が構築されたと考えられます。
またこの多裂筋などの短背筋群の作用により腰椎の分節的な運動が可能となっています。

よくみられる機能障害

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