ロードシス【Lordosis】とは?
不良姿勢のひとつで一言でいうと【反り腰】です。
反り腰の方すべてに当てはまるわけではないですが、おおよそ以下の通りの筋のアンバランスが生じています。

【伸長】
腹筋群
股関節伸筋群
【短縮】
腰背部筋
股関節屈筋群
骨盤の前面を上方へ引き上げる腹筋群が伸張し、下方へ引き下げる股関節屈筋群が短縮
骨盤の後面を上方へ引き上げる腰背部筋が短縮し、下方へ引き下げる股関節伸筋群が伸張
これにより【骨盤が過度に前傾】して反り腰となっています。
下部体幹で伸ばされている筋と短縮している筋が交差しているように見えるので下位交差症候群タイプA(Lower Cross Syndrome)とも呼ばれます。
改善していくための考え方

この姿勢の一番の特徴は【骨盤の過度な前傾】です。
ですので改善するための方向性はこの【骨盤の過度な前傾】をさせてしまっている原因を取り除いていくこととなります。
この姿勢の場合は腹筋や殿筋の強化や腰背部筋、股関節前面の屈筋群の柔軟性の回復がまず選択肢として考えられます。
必ずしも伸張されている筋が弱い、または短縮している筋が強いというわけではないのでしっかりと評価をする必要があります。
また股関節など下肢や他部位に問題がありこの姿勢をとってしまう場合なども考えられますので個別の対応も必要になります。
関連する疾患・機能障害
腰椎が反っていることで椎間関節性の腰痛や上半身重心が前方に移動するため下腿後面部(ふくらはぎ)の筋が緊張してくるなど二次的な問題も考えられますし、この姿勢が長期間続くことで腹筋群を使わない姿勢制御を学習し、より姿勢の変化が大きくなっていくことも予測できます。
筋筋膜性腰痛
椎間関節性腰痛
脊柱管狭窄症の悪化
腹部筋弱化に関連する機能障害
股関節・下肢の二次的機能障害


