ストレートネック【StraightNeck】

姿勢関連

ストレートネック【straightneck】とは?

不良姿勢のひとつで多くは【猫背】による姿勢変化からくる【下部頸椎の湾曲低下】です。
すべてに当てはまるわけではないですが、おおよそ以下の通りの筋のアンバランスが生じています。

【伸長】
頚部深層屈筋群
胸背部伸筋群
肩甲骨周囲筋

【短縮】
頚部伸筋群
斜角筋群
胸筋群

【胸椎・胸郭屈曲】➡ 背中が丸まる
胸椎・胸郭の伸展筋である胸背部伸筋群や肩甲骨周囲筋が伸張、胸椎・胸郭の屈曲筋である胸筋群などが短縮
上位頸椎伸展】頭が前に移動
頭頚部の伸筋群が短縮、頚部の深層屈筋群が伸張
背中が丸まった姿勢で前を向くことで頭部前方へ変位

【猫背】で【頭部前方変位】となり頚部は【ストレートネック】、またはフォワードヘッド(Forward Head Posture)と言われる状態になります。
上部体幹で伸ばされている筋と短縮している筋が交差しているように見えるので上位交差症候群(Upper Cross Syndrome)とも呼ばれます。

改善していくための考え方

この姿勢の特徴は【猫背】です。
この猫背の結果で頭部前方位、ストレートネックとなっていることが多い感じられます。
ですので改善するための方向性はこの【猫背】をつくっている原因を取り除いていくこととなります。
この姿勢の場合は胸椎の可動性の改善とともに胸筋群の柔軟性改善背部筋の強化、そして頭部を後方移動させるための柔軟性の回復頚部深層屈筋群の強化などがまず選択肢として考えられます。

必ずしも伸張されている筋が弱い、または短縮している筋が強いというわけではないのでしっかりと評価をする必要があります。
また腰部・股関節など他部位に問題がありこの姿勢をとってしまう場合なども考えられますので個別の対応も必要になります。

関連する疾患・機能障害

頭部が前方変位することで頭頚部を支える組織に負担がかかり、組織編成や機能障害が発生する可能性が高まります。
また頭の重みを代償するため腰椎や下肢に負担を強いることで二次的な問題を抱えることも少なくありません。

緊張性頭痛頸
椎椎間板ヘルニア
頚椎症
胸郭出口症候群
肩周囲疾患
手のしびれ
腰部・下肢の二次的機能障害

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